私は昔から「何考えてるかわからない」とよく言われてきました。
そして「そんなこと言われても・・・どうすればいいかワカラナイヨ〜」と思ってました。
しかし、ある時、「何考えてるかわからない」と言われるとてもシンプルな理由に気付いてしまいました。
気持ちよかった。モヤモヤがスルンスルン解けていく感じがしました。
私の推理をお聞きください。
「何考えてるかわからない」と言われる理由2つ
何も考えていない
「今何考えてるんですか?」と聞かれて
「お腹減りました〜」と答えたら
「なんか悲しそうに遠く見てたので辛いこと思い出してるのかと思いました」と言われたことがある。
強いて言うなら
愛しき餃子のことを思い出していました。
お腹減ったなぁ〜。眠たいなぁ〜。
実際そんなもんである。
所詮動物である。
自分が相手に心を開いていない
相手の問題ではなく自分の問題
っぽいです
相手が理解してくれないんじゃなくて
自分がその相手に理解されたいと思ってない
っぽいです
ある時気づきました。
私のことを
「何考えてるかわからない」と言う人
と
「顔見たらわかる」と言う人
がいる
両者の違いは何じゃろか?
と考えたら
「顔見たらわかる」と言う人の前では
自分がリラックスしていました。
どうでもいい相手(言い方っ)から「わからん」言われたら「うるせーほっとけー」って思うだけで済みますが、
親しくしたい・仲良くしたい人から
「何考えてるかわからない」
と言われたらショックですよね?
ショックを受けるのは
たぶん相手の方です。
もしリラックスできない理由が
「嫌われるのがこわいから、失望されるのが嫌だから、怒らせたら嫌だから」だとする。
これは一見、相手のことが大切だからのように思いがち。
でも実際は
勇気を出して本心を見せてまで
これから先も末永く関わり合いたいほど大切ではない相手。
ということなのかもしれないなー。って気付いちゃいました。名探偵。
たしかに、
ホントのホントに仲良くなりたい人との会話では、言葉が詰まったり支離滅裂になってもちゃんと話そうとしますし、ダメダメな部分が漏れ出てしまう。
しかし、ある人の前では、
例えば
いつも「クールでカッコいい」顔をしている。賢そうにスンとしている。カッコ悪いのがバレそうになったら適当な嘘もついちゃったりして。
そして時を経て交流を重ねても、
その人の前で「クールでカッコいいモード」が解除できない場合、相手に対してこう思っている。
「カッコ悪いところ見せたら嫌われるかも・・・失望されるかも・・・怒られるかも・・・」
これすなわち
↓
「人のダメなところを受け入れられない器の小さい相手だ。人のカッコ悪いところをバカにする器がお猪口な相手だ。
信頼に値しない相手だ。」
と思っている。自分が相手の事をそう思ってしまっている。
それが無意識に相手にも伝わっている。
こういうことじゃないでしょうか?
名探偵じゃないでしょうか。
このことに気付いちゃってからは、
なんとなくずっとリラックスできない・なんとなく疲れる相手とは、
無理して距離縮めなくていいや〜と思うようになりました。
「なんとなく」は大切なセンサーであります。
私は信頼してる人の前では、極めてグダグダ&へなへなです。
なぜグダグダ&へなへなで居られるのか。
どんなにカッコ悪いところを見せたって、ちゃんと私のカッコいいところも知ってくれていると思えるから。
そして実際、いざという時は私、ちゃんとカッコいいはず。笑
カッコつけられるのは、たしかにカッコいい。
でも
カッコ悪くなれないのは、カッコ悪い。
もしもあなたが現在、心の底からリラックスできる相手がいないとしたら、
信頼できなくてバリアを張っているからかもしれません。自分の身を守るために。
もしも心当たりがあるなら、
生きるのが少し楽ちんになる呪文を差し上げましょう。
「カッコ悪いところがあっても、あなたのカッコいいところは消えてなくなったりしませーん。
カッコいいポイント消滅しませーん。
カッコいい事実は、これから先何が起ころうと、カッコいい事実のまま。歴史は変わりまへーん。」
もし大切な人に「何考えてるかわからない」と言われてモヤモヤしてしまったなら、あなたが勇気を出して相手の事を心から信頼してみてはいかがでしょうか?
それで、もし嫌われたら、
しゃあないっす。
そこまでの相手だったということです。
生きていれば、カッコつけられない時だって
たくさんあります。
その姿を見せても去って行かない人に1人でも出会えたら、死ぬ時に「良い人生だった〜!」って思えると思う。私はそう思います。
この記事をここまで読んでくれているあなたのことを私は何だか信頼できるし、
「何考えてるかわからないと言われる」を検索してココに辿り着いてくれたあなたのことを応援しております!
と言いつつ特に何かできるわけではないのでコチラを差し上げます。(わたくし、運だけは在庫がたくさんありますので)
幸あれ〜
ちなみに私、高校時代の卒業文集?かなんかの、学年全体規模の
『何考えてるかわからない人ランキング』
2位にランクインしたことがあります。
どうせなら 1位が良かった 青春時代
きっちりハート閉じてたんですねえ。
人を信頼してなかったんですねえ。笑
今は人にバリア張らなくなったなあ。
今だに「何考えてるかわからん」は言われますけども。
ちなみに①の何も考えてない派の人は、
大切な人に「わからん」言われたなら「何も考えてないんだ」ということを教えてあげましょう。
どうでもいい人に「わからん」言われたなら「うるせーほっとけー」って思っておきましょう。
何考えてるかわからない人への対処法2つ
逆に自分が親しくしたい人が何考えてるかわからない。
理解しようと観察したり、傾聴したりしてみたが、じぇーんじぇんわからない。
それも
相手は、何も考えてない(これ意外と高確率だと思います)
or
心を開いてない
だけなんじゃないかと。
何考えてるのかストレートに聞いてみる
わかろうとする・理解しようとすることは、どんな人間関係にも必要なことだと思います。
でも、わからないことに悩んで苦しくなっちゃうくらいなら、わからないまま、気楽にラフに関係を続けていけば良いと私は思います。
もちろん、本当に知りたいことはちゃんと口に出して聞いてみた方が良い。じゃないと伝わらない。
でも、答えるかどうかは相手の自由。
相手に答える気がないなら深追いしたところで距離ができるだけ。
「知りたい知りたい!」とこっちの気持ちお構いなしに鼻息を荒くしてる相手からは逃げたくなりますし。
(例えば「パンツ見たい絶対パンツ見たい!」って言われるよりも、「今日どんなパンツ履いてるの〜?」ってさりげなく言われり、真っ直ぐ目を見て穏やかに「パンツ見せておくれ」って言われた方が見せたくなるじゃないですか。)
(いや、ならん。例え失敗。)
冒頭に書いた
「悲しそうに遠く見てる=辛いこと思い出してる」
これはその人の中にある材料だけで構築されたものです。
もし、その人が今まで出会ってきたすべての人間にこれが当てはまったとしても、今目の前にいる人間にも当てはまるとは限らない。
実際聞いてみたら「お腹減ってる」だけだった。
もし口に出して聞いてなかったら、その人は「あの人何考えててたんだろう」「嫌われてるのかなぁ」って悩んだかもしれない。
ただただ腹ペコだっただけの相手にですよ。
ほんとに、悩むくらいなら直球で聞いちゃった方が良い。
そんで、もし答えてもらえなかったら、ほっといたらいい。
「あなたのことを理解したいんだよ」というのが、ちゃんと相手に伝わっていれば、そのうち気が向いた時に自然とパンツ見せてくれると思います。
宇宙人だと思って穏やかに見守ってみる
基本的に、「自分以外の人間」が本当は何考えてるかなんて、悩んだとてわからない。その時の答えはその時の相手の中にしかない。
自分が知っている材料だけで相手も作られていると思うからモヤモヤしちゃう。
「あの人は宇宙だ!自分が見たことも聞いたこともない未知の材料で作られているのかもしれん!おらワクワクすっぞ!」ってアホになってしまえば楽ちんですよ〜。
そうしてアホで居たら、結局「あれ?自分と同じじゃないか。」ってなることもある。
でもそれが解ったのは、相手を追い詰めずにアホで居た期間を経たからだったりする。
わかった気になって「君はこうだろ?」って決めつける人よりも、「何考えてるかわからないけど、君と仲良くなりたい」と思ってくれる人が私は好きですし、好きになる。
これらは他人間だけの話ではありません。例え血が繋がっている家族であっても「自分以外の人間である」ことに変わりありません。
『調査兵団団長に求められる資質は
理解することをあきらめない姿勢にある』
と進撃の巨人のハンジさんも仰ってました。
長年連れ添ったご夫婦やコンビの「阿吽の呼吸」もそいうことではないかと思います。
あなたの理解したい人が、あなたにとって本当に大切な人なら、その人を調査する兵団の団長として、理解することをあきらめない姿勢で穏やかに見守りつつ・・・
「自分は今なに考えてるんだろう」
って自分のことに夢中になっちゃう方が楽しいし楽ちんですよー
自分は今どんなパンツが履きたいんだろう・・・
100年後ってパンツも進化するのかなあ・・・
スイッチ1つで新しいパンツを装着できたり、履いてたパンツを瞬時にクリーニングステーションに転送できたりするのかなあ・・・
クリーニング技術に長けている専門の惑星に送ったりするのかなあ・・・
間違って返却されてきたパンツが、他の惑星の履き方不明なやつだったらどうしよう・・・
そもそも他人のパンツは履きたくないから処分か・・・
他人っていうか、人じゃないかもしれない。だから履き方不明・・・
そうなってくると逆に履いてみたい・・・
もしも地球人の身体では対応できないバクテリアが付着していて、履くや否や即死したら・・・
いや、それでも履いてみたい。謎を解き明かしたい・・・
その時が来たら本当に人生をかける挑戦ができるだろうか・・・
あ、今から100年後か。人生かけちゃっていい気がするなあ。散り際に歴史を残したいなあ・・・
(ほら。このように、「自分は今なに考えてるんだろう」から始まって、パンツと宇宙で頭がいっぱいになり、最終的に覚悟を決めた。こんなん、親友でも恋人でも家族でもわかりませんよね?自分でもわからないです。笑)